整骨院の集客アップを実現する方法10選|新患獲得からリピート率向上まで完全網羅

「毎日施術を頑張っているのに、新しい患者さんがなかなか増えない」「リピートしてもらえず、売上が安定しない」——こんなお悩みを抱えている整骨院の経営者さまは、決して少なくありません。施術の技術には自信があるのに、集客がうまくいかないと不安ですよね。
実は、全国の柔道整復の施術所数は5万カ所を超えており、年々競争が激しくなっています。
さらに、矢野経済研究所の調査によると、柔道整復・鍼灸・マッサージ市場では民間資格サロンや整形外科との患者獲得競争も激化しているとされています。
つまり、「良い施術を提供していれば自然に患者さんが来てくれる」という時代は終わりつつあります。これからは、積極的に集客に取り組んでいくことが欠かせません。
この記事では、整骨院の集客アップを実現するための具体的な方法を10個ご紹介します。ホームページやSNSなどのオンライン施策から、チラシやイベントといったオフライン施策まで、初めての方でも「自分にもできそう」と思える内容を中心にまとめました。新患の獲得からリピート率の向上まで網羅していますので、ぜひ最後までご覧ください。
整骨院の集客がうまくいかない3つの原因
集客方法を学ぶ前に、まず「なぜうまくいかないのか」を確認しておきましょう。原因がわかれば、対策の方向性が明確になります。
「どんな方でもどうぞ」では整骨院の集客につながらない理由
「どんな方でもお気軽にお越しください」というメッセージは一見親切ですが、実は誰の心にも響きにくい表現です。整骨院の集客方法を考えるうえで、まず大切なのは「どんな患者さんに来てほしいか」を具体的に決めることです。
たとえば、「腰痛に悩む40代のデスクワーカー」「産後の骨盤ケアをしたいママ」「部活でケガをした学生」など、ターゲットを絞ることで、ホームページやチラシに書く言葉が具体的になり、「ここなら自分の悩みを解決してくれそう」と感じてもらいやすくなります。
「ターゲットを絞ると患者さんが減るのでは?」と心配される方もいますが、実際にはターゲットを明確にすることで「この院は自分の悩みに合っている」と感じてもらいやすくなります。たとえば「腰痛に幅広く対応する院」よりも「腰痛専門の院」の方が、腰痛に悩む患者さんから選ばれやすいのは自然なことですよね。
自院ならではの「選ばれる理由」を打ち出せていない
全国に5万カ所以上ある整骨院の中で選ばれるためには、「この院ならではの強み」を明確にすることが重要です。施術メニューだけでなく、施術者の人柄、院内の雰囲気、アフターフォローの手厚さなど、差別化できるポイントはたくさんあります。
近隣の整骨院がどのようなサービスを提供しているか、料金帯はどのくらいか、ホームページでどんなことを打ち出しているかをリサーチしてみましょう。そのうえで、自院にしかない魅力を言語化し、患者さんに伝わる形で発信していくことが大切です。
整骨院のホームページ集客やSNS集客に手がつけられていない
今の時代、多くの方がスマートフォンで「地域名+整骨院」と検索して通院先を探しています。ホームページがなかったり、情報が古いままだったりすると、せっかく検索してくれた見込み患者さんを逃してしまいます。
また、SNSや口コミサイトを活用できていない場合も、認知度が上がりにくい原因になります。整骨院のSNS集客やホームページ集客は、一度仕組みをつくってしまえば継続的に効果を発揮するため、早めに取り組むことをおすすめします。
【オンライン編】整骨院の集客アップに効果的な方法5選
ここからは、オンラインで実践できる整骨院の集客方法を5つご紹介します。Web上での取り組みは初期投資が少なく、コツコツ続けることで大きな効果を生み出せるのが魅力です。
方法①:整骨院のホームページ集客の要|SEO対策で「地域名+整骨院」の検索上位を狙う
整骨院のホームページ集客において、もっとも基本かつ重要なのがSEO対策です。SEO対策とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで自院のホームページを上位表示させるための施策のことです。
たとえば、「新宿 整骨院」「渋谷 腰痛 整骨院」などのキーワードで検索した際に、あなたの院のホームページが上位に表示されれば、近くで整骨院を探している方からのアクセスを獲得できます。
具体的に取り組みたいポイント:
- 症状別のページを充実させる:「腰痛」「肩こり」「交通事故後のケア」「産後の骨盤矯正」など、患者さんが検索しそうな症状ごとにページを作成します。一般的なキーワードだけでなく、ニッチな症状のページまで用意しておくと、その症状で本気で悩んでいる方が検索経由でたどり着きやすくなります。
こうした方は「近くに対応してくれる院があるなら今すぐ行きたい」という意欲が高いため、予約や来院につながる確率も高まります。 - 地域名を盛り込む:ページのタイトルや見出しに「○○市」「○○駅」などの地域名を入れることで、ローカル検索での上位表示を狙えます。
- 定期的に更新する:ブログやお知らせを定期的に投稿し、ホームページが「動いている」状態を保つことで、検索エンジンからの評価が高まります。
ホームページはすべての集客施策の「受け皿」になるものです。SNSやチラシを見た方も、最終的にはホームページを確認してから来院するケースがほとんどですので、まずはここを整えることが大切です。
方法②:Googleビジネスプロフィールを活用したMEO対策
MEO対策(マップエンジン最適化)とは、Googleマップ上で自院の表示順位を上げるための施策です。「地域名+整骨院」で検索すると、検索結果の上部にGoogleマップとともに整骨院のリストが表示されますが、ここに自院を掲載し、上位表示を目指すのがMEO対策です。
Googleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)は無料で登録でき、整骨院の住所・電話番号・営業時間・写真・口コミなどを掲載できます。特にスマートフォンからの検索では、Googleマップの表示が目立つため、地域密着型の整骨院にとって非常に有効な集客方法です。
MEO対策で意識したいこと:
- プロフィール情報を充実させる:施術メニュー、料金目安、院内写真、スタッフの写真などを丁寧に掲載しましょう。情報が充実しているほど、Googleマップでの表示順位が上がりやすくなります。
- 口コミを集める:施術後に「もしよろしければ口コミをいただけると嬉しいです」とお声がけするだけでも、口コミは増えていきます。ただし、「口コミを書いてくれたら○○円割引」のような金品の提供と引き換えにする形は、景品表示法の観点から問題になる可能性があります。
あくまでも患者さんが自発的に「書きたい」と思える満足度の高いサービスを提供することが前提です。 - 最新情報を定期的に投稿する:Googleビジネスプロフィールには「最新情報」を投稿する機能があります。キャンペーン情報やお知らせを定期的に投稿することで、アクティブな院であることをアピールできます。
方法③:インスタやSNSを活用した整骨院の集客

整骨院のインスタ集客やSNS集客は、コストをかけずに認知度を高められる有効な手段です。特にInstagramは10〜30代の利用者が多く、ビジュアルで院の雰囲気を伝えやすいのが特徴です。
各SNSの特徴と活用法:
- Instagram:院内の雰囲気、施術風景、患者さんのビフォーアフター(許可を得たうえで)、セルフケアのアドバイスなどを写真や短い動画で発信します。ハッシュタグに地域名を入れることで、近隣の方にリーチしやすくなります。
- LINE公式アカウント:友だち登録してもらうことで、直接メッセージを送ることができます。予約リマインド、キャンペーン情報の配信、セルフケア情報の配信など、リピーター獲得に効果的です。LINE公式アカウントのリッチメニューに施術メニューや予約ボタンを設置すると、予約のハードルも下がります。
- YouTube:施術の解説動画やストレッチ動画を配信することで、施術者の人柄や技術力を伝えることができます。文字や写真だけでは伝わりにくい「施術の雰囲気」や「先生の話し方」がわかるため、「この先生になら任せてみたい」と感じてもらいやすくなります。
SNS運用のコツは、定期的に更新することと、ターゲットに合ったSNSを選ぶことです。すべてのSNSを同時に始める必要はありません。まずは1つに絞って、コツコツ運用を続けていくのがおすすめです。
方法④:Web広告(リスティング広告・SNS広告)で新患を集客する
Web広告は、短期間で新患を獲得したいときに効果的な集客方法です。特にリスティング広告は、「地域名+整骨院」などのキーワードで検索している人に対してピンポイントで広告を表示できるため、来院意欲の高い方にアプローチできます。
Web広告の種類と特徴:
- リスティング広告:Google検索の結果ページの上部に表示される広告です。検索キーワードに連動して表示されるため、「今すぐ整骨院を探している」という顕在層にアプローチできます。1クリックあたりの費用は数百円〜が目安で、予算の上限を自分で設定できます。
- SNS広告(Instagram広告・Facebook広告):年齢・性別・地域・興味関心などで細かくターゲティングできるのが特徴です。まだ「整骨院に行こう」とは思っていない潜在層にもアプローチでき、認知拡大に効果を発揮します。
Web広告は、ホームページやランディングページ(LP)を整えてから出稿するのが効果的です。
広告をクリックした先のページが魅力的でなければ、せっかくの広告費が無駄になってしまいます。
まずはホームページの内容を充実させ、そのうえで広告を活用するという順番を意識しましょう。
なお、整骨院の広告には「柔道整復師法」や「景品表示法」などの法規制があります。「○○が治る」「地域No.1」といった表現は使用できない場合がありますので、広告を出稿する際は事前にガイドラインを確認することをおすすめします。
方法⑤:ポータルサイトへの掲載で信頼性を高める
整骨院・接骨院向けのポータルサイトに掲載することも、集客方法として有効です。ポータルサイトとは、複数の整骨院の情報がまとめて掲載されているサイトのことで、患者さんが院を比較・検討する際に活用されています。
代表的なポータルサイトとしては、ホットペッパービューティー、エキテン、EPARK、接骨ネットなどがあります。それぞれ掲載費用や利用者層が異なりますので、自院のターゲットに合ったサイトを選ぶことが大切です。
ポータルサイトのメリットは、サイト自体が検索上位に表示されやすいため、自院のホームページ単体では届かない層にもリーチできる点です。また、口コミ機能があるサイトでは、良い口コミが蓄積されることで信頼性の向上にもつながります。
【オフライン編】地域密着で効果を出す整骨院の集客方法5選
オンライン施策と合わせて、オフラインの集客も取り組むことで相乗効果が生まれます。特に整骨院は地域密着型のビジネスですので、「ご近所さん」にしっかり認知してもらうことが大切です。
方法⑥:チラシ・ポスティングで近隣住民に直接アプローチ
チラシのポスティングは、インターネットをあまり使わない高齢者の集客にも効果的なオフライン施策です。特に開業直後や新しいメニューの告知時に効果を発揮します。
反応が出やすいチラシのポイント:
- 写真を入れる:院内の雰囲気や施術者の顔が見えると安心感が生まれます。文字ばかりのチラシは読む前に捨てられてしまうことも多いため、施術者の笑顔の写真や院内の清潔感が伝わる写真を入れると、目を止めてもらいやすくなります。
- 受付時間・アクセスを明記する:意外と見落としがちですが、営業時間やアクセス方法がわかりにくいと来院につながりません。
- 配色をシンプルにする:原色をたくさん使うと統一感がなくなりがちです。黒を除いて3色程度に抑えると、見やすいチラシになります。
- QRコードを載せる:チラシからホームページやLINE公式アカウントへ誘導するQRコードを載せておくと、オフラインとオンラインをつなぐ導線になります。
チラシの配布エリアは、院から半径1〜2km程度を目安にするとよいでしょう。新聞折込を活用すると、さらに広範囲にアプローチできます。
方法⑦:看板・店頭ボードで「通りがかりの人」を集客する

看板や店頭のブラックボードは、院の前を通る方に対して直接アピールできる集客ツールです。特に駅の近くや商店街沿いなど、人通りの多い場所に院がある場合は、大きな効果を発揮します。
効果的な看板・ボードの書き方:
- 伝えたいことをシンプルに:あれもこれもと書きすぎると、何が強みなのかが伝わりません。「肩こり専門」「産後の骨盤ケア」など、院のコンセプトがひと目でわかるメッセージを心がけましょう。
- イラストや写真は3つまでに:情報を盛り込みすぎると逆に見にくくなります。
- 定期的に内容を更新する:季節に合わせたメッセージ(例:「寒くなると増える腰痛、ご相談ください」)に変えることで、通行人の目を引きやすくなります。
方法⑧:紹介カード・口コミを仕組み化して新患を増やす
既存の患者さんからの紹介は、もっとも信頼度の高い集客ルートのひとつです。紹介の場合、紹介者が「この院は良かったよ」と事前に伝えてくれているため、初回から信頼関係のベースができた状態で来院されます。
そのため、継続的に通っていただきやすいのが大きなメリットです。紹介を「仕組み」として取り入れることをおすすめします。
紹介を増やすための工夫:
- 紹介カードを用意する:施術後に「お知り合いの方でお悩みの方がいらっしゃいましたら」とお渡しするカードを用意しましょう。紹介者にも紹介された方にもメリットがある仕組み(次回施術時の割引など)があると、紹介のハードルが下がります。
- タイミングを工夫する:施術の効果を実感して満足度が高まっている瞬間にお声がけするのが効果的です。
- 感謝を必ず伝える:紹介してくださった方には、次の来院時に必ずお礼を伝えましょう。「紹介してよかった」と感じてもらえれば、さらなる紹介につながります。
また、Googleの口コミも現代の「紹介」の一つといえます。来院された方に口コミの投稿をお願いする際は、あくまで自発的な投稿を促す形にしましょう。良い口コミが増えることで、Googleマップでの表示順位も上がり、新患の獲得にもつながります。
方法⑨:整骨院の集客イベント・健康セミナーの開催で認知度を上げる
整骨院の集客イベントは、地域住民との接点をつくり、院の認知度と信頼度を高める効果的な手段です。イベントを通じて実際に施術者と話したり、施術を体験したりすることで、来院へのハードルが大きく下がります。
おすすめのイベント例:
- 無料体験会:短時間の施術体験を無料または低価格で提供します。「一度試してみたい」という方の背中を押すきっかけになります。
- 健康セミナー:「デスクワーカーのための肩こり予防講座」「高齢者のための転倒予防セミナー」など、ターゲットに合わせたテーマで開催すると、参加者の関心が高まります。整骨院の集客セミナーを定期的に開催することで、地域での認知度が着実に上がっていきます。
- 健康相談会:「体の不調について気軽に相談できる場」として開催します。施術を受ける前の段階の方にアプローチできるため、潜在層の掘り起こしに効果的です。
イベント成功のポイント:
イベントを成功させるためには、事前の告知が欠かせません。チラシ、SNS、ホームページなど、複数のチャネルで告知を行いましょう。また、イベント後のフォローアップも重要です。参加者に感謝のメッセージを送ったり、次回来院時に使える特典を用意したりすることで、イベント参加者を新患につなげていくことができます。
方法⑩:ダイレクトメール(DM)で休眠患者にアプローチ
しばらく来院されていない「休眠患者」へのアプローチも、整骨院の集客方法として見逃せません。一度来院された方はすでに院のことを知っているため、新規の方よりも再来院のハードルが低いのが特徴です。
DMを効果的に活用するコツ:
- 送るタイミングを工夫する:最終来院から1ヶ月、3ヶ月、半年などのタイミングで段階的にアプローチします。
- パーソナライズする:「○○さま、その後お体の調子はいかがですか?」のように、名前を入れて個別感を出すことで開封率が上がります。
- きっかけを提供する:「再来院きっかけクーポン」や「季節の体調変化に関するお役立ち情報」を添えると、来院の動機づけになります。
DMは紙のハガキだけでなく、LINE公式アカウントのメッセージ配信で代替することも可能です。来院時に1回しか利用していない方へクーポンを配信するなど、デジタルツールを活用すれば、低コストで効率的にアプローチできます。
整骨院の集客アップを成功させるための3つの重要ポイント
ここまで10個の集客方法をご紹介しましたが、すべてを一度に実行する必要はありません。以下の3つのポイントを押さえたうえで、自院に合った方法から始めていきましょう。
新患の獲得とリピート率の向上はセットで考える
整骨院の集客というと「新しい患者さんをどう増やすか」に意識が向きがちですが、安定した経営のためにはリピート率の向上が非常に重要です。
マーケティングの分野では「1:5の法則」と呼ばれる考え方があり、新規顧客の獲得には既存顧客の維持に比べて5倍のコストがかかるとされています。つまり、一度来院してくださった方に繰り返し通っていただく方が、経営効率が格段に良いということです。
新患を集めることだけに注力するのではなく、来院してくださった方に満足していただき、継続的に通っていただける仕組みをつくることが大切です。
具体的には、初回来院時に今後の施術計画を丁寧に説明する、次回予約を提案する、施術後にフォローのメッセージを送るなど、患者さんとの信頼関係を築く取り組みが効果的です。
Web施策とリアル施策をかけ合わせて整骨院の集客効果を高める
オンライン施策とオフライン施策は、どちらか一方だけでなく、組み合わせて実施することで相乗効果が生まれます。
たとえば、チラシにQRコードを印刷してホームページやLINEに誘導する、イベントの告知をSNSで行う、来院された方にGoogleの口コミをお願いするなど、オフラインで接触した方をオンラインにつなげる(逆もまた同様の)流れをつくることで、集客の効率がぐんと上がります。
整骨院は地域密着型のビジネスですので、オフラインでの人とのつながりとオンラインでの情報発信、この両方をバランスよく進めていくのが理想です。
「今すぐ効果が出る施策」と「じっくり育てる施策」の両立が大切

集客施策には、すぐに効果が出るものと、時間をかけてじわじわ効果が出るものがあります。
短期施策(効果が出るまで:1週間〜1ヶ月程度):Web広告、チラシ、イベントなど。即効性があるため、開業直後や新メニュー開始時に有効です。
中長期施策(効果が出るまで:3ヶ月〜1年程度):ホームページのSEO対策、MEO対策、SNS運用など。効果が出るまでに時間はかかりますが、一度軌道に乗れば安定的に集客できるようになります。
短期施策で目の前の集客を確保しながら、中長期施策で安定した集客基盤をつくるという二段構えの考え方が重要です。施策ごとに費用対効果を測定し、効果の高いものに注力していくことで、限られた時間と予算を有効に活用できます。
整骨院の集客で成功している院に共通する特徴
ここでは、集客に成功している整骨院に共通する特徴をご紹介します。参考にできるところから取り入れてみてください。
整骨院の集客成功事例に学ぶ:ホームページとオウンドメディアの活用
ホームページに加えてオウンドメディア(ブログ)を運営している整骨院では、症状に関する情報記事を定期的に投稿することで、検索エンジン経由のアクセスが増え、それに伴い予約数も伸びていく仕組みをつくることができます。
ポイントは、患者さんが実際に検索しそうなキーワード(たとえば「朝起きると腰が痛い 原因」「肩こり ストレッチ 効果」など)をテーマに記事を書くことです。
記事を読んで「この院は詳しそうだ」と信頼を感じてもらうことで、来院のきっかけになります。
整骨院のインスタ集客で成果を出している院の工夫
Instagram広告やSNSの活用で売上を大幅に伸ばしている整骨院もあります。成功している院に共通するのは、「施術のビフォーアフター」や「患者さんの声」を積極的に投稿している点です。
また、SNSでの情報発信をきっかけにLINE公式アカウントへの登録を促し、LINEで予約や相談を受け付けるという導線をつくっている院は、SNSのフォロワーを実際の来院につなげることに成功しています。
高齢者の集客に成功している整骨院の取り組み
整骨院の高齢者集客では、デジタルだけに頼らないアプローチが重要になります。高齢者の方はインターネットの利用率が比較的低いため、チラシのポスティング、地域の広報誌への掲載、健康セミナーの開催など、直接的な接点をつくる施策が効果的です。
また、来院された高齢者の方にとって「通いやすさ」も大切なポイントです。バリアフリーの対応、送迎サービスの検討、わかりやすい院内表示など、ハード面での配慮も集客につながる要素です。
高齢者の方は口コミや紹介で来院されるケースも多いため、患者さん一人ひとりに丁寧に対応し、信頼関係を築いていくことが長期的な集客につながります。
整骨院で交通事故患者の集客を強化する方法
整骨院の交通事故集客は、安定した収益源となり得る重要な分野です。交通事故によるケガ(むち打ち、腰痛など)の施術は自賠責保険が適用されるため、患者さんの自己負担が少なく、来院のハードルが低いという特徴があります。
交通事故患者を集客するためのポイント:
- ホームページに交通事故対応の専用ページを設ける:「交通事故によるむち打ち」「交通事故後のリハビリ」など、交通事故に関連するキーワードでページを作成します。事故後の流れや保険の手続きについてもわかりやすく説明しておくと、不安を抱えた方の安心感につながります。
- 弁護士事務所や自動車修理工場との連携:交通事故関連の業者との連携体制を構築しておくと、相互紹介の関係が生まれやすくなります。
- 「交通事故 整骨院 地域名」でのSEO対策:この複合キーワードでの検索上位を目指すことで、交通事故後の施術先を探している方にアプローチできます。
ただし、交通事故の施術に関する広告表現には注意が必要です。過度な期待を持たせるような表現は避け、事実に基づいた情報発信を心がけましょう。
集客効果を最大化するためのデータ分析と改善の進め方

集客施策は「やりっぱなし」にせず、効果を測定し、改善し続けることが大切です。PDCAサイクル(Plan→Do→Check→Act)を回していくことで、限られた予算と時間を最大限に活かすことができます。
チェックしたい主な指標:
- ホームページの閲覧数と予約数:アクセス解析ツール(Google Analyticsなど)を使って、どのページが見られているか、どのページから予約につながっているかを把握します。
- 新患の来院経路:初診時のアンケートで「当院を何で知りましたか?」と聞くことで、どの集客施策が効果的かを把握できます。
- リピート率:2回目以降の来院率を定期的にチェックし、低下している場合は原因を探りましょう。
- 口コミの件数と内容:Googleの口コミやポータルサイトの口コミを定期的に確認し、改善点がないかチェックします。
これらの数値を毎月チェックする習慣をつけることで、「何が効果的で、何を改善すべきか」が明確になります。数字に基づいた判断をすることで、感覚だけに頼らない戦略的な集客が可能になります。
まとめ:整骨院の集客アップは「できることから一歩ずつ」が成功の秘訣
この記事では、整骨院の集客アップを実現するための方法を10個ご紹介しました。最後に、内容を整理しておきます。
【オンラインの集客方法】
①ホームページのSEO対策で検索上位を狙う
②Googleビジネスプロフィール(MEO対策)を活用する
③Instagram・LINE・YouTubeなどのSNSで情報発信する
④Web広告で短期的に新患を獲得する
⑤ポータルサイトに掲載して信頼性を高める
【オフラインの集客方法】
⑥チラシ・ポスティングで近隣住民にアプローチする
⑦看板・店頭ボードで通りがかりの方にアピールする
⑧紹介カード・口コミの仕組みをつくる
⑨地域イベント・健康セミナーを開催する
⑩ダイレクトメール(DM)で休眠患者に再アプローチする
大切なのは、すべてを一度にやろうとしないことです。まずは自院の現状と課題を整理し、取り組みやすい施策から始めてみてください。小さな一歩の積み重ねが、やがて大きな成果につながっていきます。
また、新患の獲得だけでなく、来院してくださった方にリピートしていただく仕組みづくりも忘れずに取り組みましょう。集客の努力は、患者さんとの信頼関係の中で実を結んでいきます。
この記事が、あなたの整骨院の集客アップのお役に立てれば幸いです。
参考情報:
・厚生労働省「令和4年衛生行政報告例」(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/eisei/22/dl/kekka3.pdf)
・矢野経済研究所「柔道整復・鍼灸・マッサージ市場に関する調査(2024年)」(https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/3600)

