ホットペッパービューティー口コミ削除できる?サロン低評価への正しい対処法

「ホットペッパービューティーに低評価の口コミが投稿されてしまった…」「お客様から納得できない口コミをもらったけど、削除できるの?」そんな悩みを抱えているサロン経営者の方は少なくありません。
ホットペッパービューティーは日本最大級の美容系予約サイトとして、多くのお客様がサロン選びの際に口コミを参考にしています。良い口コミはもちろん集客に直結しますが、低評価の口コミがあると「このサロンは大丈夫かな?」と不安になる方もいらっしゃいます。せっかく技術を磨き、心を込めて接客をしているのに、1つの低評価がサロンのイメージを左右してしまうこともあるのです。
この記事では、ホットペッパービューティーの口コミの仕組みや削除の可否、低評価口コミへの正しい対処法について詳しく解説します。悪い口コミへの返信例文や、高評価を増やすためのポイントまで実践的な内容をお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ホットペッパービューティーの口コミはどんな仕組み?
まずは、ホットペッパービューティーの口コミがどのような仕組みで投稿・掲載されるのかを理解しておきましょう。口コミの特徴を知ることで、なぜ削除が難しいのか、どのような対応が適切なのかが見えてきます。
ネット予約した翌日から20日間が投稿期間
ホットペッパービューティーの口コミは、実際にサービスを利用したお客様だけが投稿できる仕組みになっています。具体的には、ホットペッパービューティーを通じてネット予約をし、実際にサロンを利用した方のみが口コミを書くことができます。
口コミ投稿の受付期間は、来店日の翌日から20日間です。この期間を過ぎると口コミを投稿することはできなくなります。また、施術完了予定時刻以降から投稿が可能になるため、来店当日に投稿できる場合もあります。
電話で予約したお客様は口コミを書けない
重要なポイントとして、電話で予約をしたお客様は口コミを投稿することができません。ホットペッパービューティーの口コミは予約番号と紐づいているため、ネット予約をしていないと投稿の権利が発生しないのです。
この仕組みにより、実際にサロンを利用していない人が口コミを書くことや、架空の口コミを投稿することは基本的にできないようになっています。
1回の来店につき1件のみ投稿可能
ホットペッパービューティーの口コミは、1つの予約につき1件のみ投稿が可能です。同じお客様が1回の来店で複数の口コミを投稿することはできません。何度も来店されているお客様であれば、その都度1件ずつ口コミを書いていただけることになります。
なぜホットペッパーの口コミは信頼されるのか
これらの仕組みにより、ホットペッパービューティーの口コミは非常に信憑性が高いと言われています。実際に利用した方しか書けない、やらせや自作自演が難しいという点が、多くのお客様がサロン選びの参考にする理由の一つです。
リクルートの調査によると、美容サロンを選ぶきっかけとして「予約・口コミサイト(ホットペッパービューティー等)」は上位に入っており、口コミがサロンの集客に大きく影響していることがわかります。
投稿された口コミがすべて掲載されるわけではない
実は、投稿された口コミがすべてサイトに掲載されるわけではありません。ホットペッパービューティーでは、投稿された口コミに対して「口コミの掟」と呼ばれる利用規約に基づいた審査が行われています。この審査には2〜10営業日程度かかり、規約に違反している内容は非掲載または一部編集の上で掲載されることがあります。
審査でチェックされる主な内容は、誹謗中傷や差別表現、個人情報の記載、事実に基づかない内容などです。この事前審査があることで、極端な悪質投稿は防がれている一方、審査を通過した口コミを後から削除することが難しくなっているのです。
ホットペッパービューティーの口コミは削除できるのか?
結論から言うと、ホットペッパービューティーの口コミを削除することは非常に難しいのが現状です。ここでは、なぜ削除が困難なのか、その理由と仕組みについて詳しく解説します。
事前審査があるため基本的に削除は認められない

ホットペッパービューティーの公式ヘルプには、「一度投稿された口コミの内容や★の数(評価)の再投稿(書き直し)・再編集(修正)・削除は行えません。ご了承ください。お問い合わせいただきましても修正・削除はお受けできません」と明記されています。
つまり、サロン側からの削除依頼はもちろん、口コミを投稿したお客様自身も基本的には削除や修正ができない仕組みになっているのです。
その理由は、口コミの事前審査にあります。投稿された口コミは、掲載前にリクルートによって「口コミの掟」に基づいた審査が行われています。審査を通過して掲載された口コミは「公開しても問題ない」と判断されたものであり、サロン側の都合で自由に削除できるようにしてしまうと、口コミの信頼性が損なわれてしまいます。
サロン側もお客様側も削除する手段がない
ホットペッパービューティーには、サロン側が口コミを削除するためのフォームやメールアドレスの記載がありません。また、投稿者であるお客様側にも削除機能は用意されていません。削除の決定権を持つのは、ホットペッパービューティーの運営元であるリクルートのみです。
さらに、利用規約では「掲載施設が、投稿者に対して本掲示板を介することなく、直接メールや電話等でその投稿内容に係る連絡を取ること」が禁止されています。つまり、サロン側が口コミを書いたお客様に直接連絡して削除をお願いすることも規約違反となるのです。
「口コミの掟」で禁止されている投稿内容とは
「口コミの掟」とは、ホットペッパービューティーが定めた口コミ投稿に関する利用規約です。この掟では、禁止されている投稿内容や行為が詳細に定められています。
主な禁止事項は以下のとおりです。
- 実際に利用していない会員が投稿すること
- 同一内容を意図的に多数投稿すること
- 掲載施設が、利用者になりすまして投稿すること
- 高評価の口コミに対する対価提供(金銭やサービスなど)
- ネガティブな内容を含む口コミの不投稿依頼
- 誹謗中傷、差別表現、わいせつな表現など
- 他者の権利を侵害する内容
- 「利用しないほうがいい」「最悪」「最低」等の独断的・断定的表現
この掟に違反している口コミは、審査の段階で非掲載となるか、一部編集されて掲載されます。しかし、一度審査を通過して掲載された口コミは、基本的に削除対象にはならないのです。
例外的に削除や修正が認められるケース
非常に稀なケースですが、口コミの削除や修正が認められる場合もあります。主に以下の2つのケースです。
1. 審査の見落としで規約違反が掲載された場合
審査のプロセスはマンパワーで行われているため、まれに「口コミの掟」に違反している内容が誤って掲載されてしまうケースがあります。明らかに規約違反だと考えられる口コミがある場合は、運営に問い合わせて再審査を依頼することで、削除が認められる可能性があります。
具体的には、スタッフの個人名を挙げての誹謗中傷や、事実と明らかに異なる内容、「詐欺」「最悪」などの断定的な表現が含まれている場合などが該当します。
2. お客様の事実誤認による投稿だった場合
お客様の勘違いによる口コミの場合、状況を説明することで削除が認められるケースがあります。たとえば、予約時間の勘違いによる「待たされた」というクレームや、料金の勘違いによる「思っていた金額と違った」といった内容です。
ただし、これらのケースでも削除が100%認められるわけではありません。あくまで可能性があるという程度に捉えておきましょう。
削除を申請する場合は問い合わせフォームから
それでも削除を試みたい場合は、ホットペッパービューティーのお問い合わせフォームから連絡することになります。問い合わせの際は、以下の情報を具体的に記載しましょう。
- 該当する口コミのURL
- 口コミの投稿日時
- 口コミの全文
- 削除を依頼する理由(「口コミの掟」のどの項目に違反しているか)
- 事実と異なる点の具体的な説明
丁寧かつ具体的に説明することで、対応が早くなる可能性があります。ただし、削除依頼をしても認められないケースがほとんどであることは理解しておきましょう。
サロン側で口コミを自由に消せない理由
なぜこれほどまでに口コミの削除が厳しく制限されているのでしょうか?その背景には、口コミサイトとしての信頼性を保つための重要な理由があります。
厳格なルールが口コミの信頼性を守っている
ホットペッパービューティーの口コミが多くのユーザーに信頼されているのは、以下の特徴があるからです。
- 実際にサービスを利用した人のみが投稿できる
- 予約番号と紐づいているため架空投稿ができない
- サロン側が口コミを操作できない
- 事前審査によって不適切な投稿が排除される
- 投稿後の編集・削除ができない
もし、サロン側が自由に口コミを削除できるようになれば、悪い評価だけを消して良い評価だけを残すことが可能になってしまいます。そうなると、口コミの信頼性は大きく損なわれ、サロン選びの参考にならなくなってしまうのです。
公正な評価を保つための仕組み

「口コミの掟」という厳格なルールが設けられているのも、口コミの質を高く保つためです。サロンにとって都合の良い口コミだけを集めることを防ぎ、正当な評価がなされるようにするための仕組みなのです。
たとえば、「高評価の口コミに対する対価提供」が禁止されているのは、金銭やサービスを渡して良い口コミを書いてもらうことを防ぐためです。また、「ネガティブな内容を含む口コミの不投稿依頼」が禁止されているのは、お客様が正直な感想を書くことを妨げないためです。
ホットペッパービューティーで削除される可能性がある口コミ
基本的に削除は難しいとはいえ、運営が削除対象と判断する口コミも存在します。どのような口コミが削除される可能性があるのか、具体例を挙げて解説します。
削除対象になりやすい口コミの具体例
以下のような内容が含まれている口コミは、削除や非掲載の対象となる可能性があります。
- スタッフや第三者の個人名を挙げての誹謗中傷
- 「詐欺」「犯罪」などの断定的な表現
- 「絶対に行かないほうがいい」「最悪」「最低」といった独断的表現
- 明らかに事実と異なる内容
- サロンの提供サービスと関係のない内容
- 個人のプライバシーに関わる情報
- 特定の条件でしか発生しない情報の喧伝
削除が難しい口コミの具体例
一方で、以下のような口コミは削除が難しいと考えられます。
- お客様の主観的な感想(「思っていたのと違った」「あまり満足できなかった」など)
- 具体的な事実に基づいた批評(「〇〇分待たされた」「対応が冷たく感じた」など)
- 低評価だが誹謗中傷には該当しない内容
- サロン側のサービスに対する正当な批判
お客様が実際に感じたことを率直に書いた口コミは、たとえサロンにとって不都合な内容であっても、削除対象にはなりにくいのが現状です。
削除できない低評価口コミへのサロンの正しい対処法
口コミの削除が難しい以上、低評価の口コミに対しては別の方法で対処する必要があります。ここでは、削除できない口コミへの効果的な対応方法を紹介します。
低評価口コミを放置せず必ず返信する
低評価の口コミに対して、最もやってはいけないのは「無視する」ことです。良い口コミにだけ返信して、悪い口コミを放置していると、「このサロンは都合の悪いことには対応しない」という印象を与えてしまいます。
口コミを見るのは、投稿したお客様だけではありません。これから来店を検討している新規のお客様も口コミと返信内容をチェックしています。悪い口コミに対して誠実に対応している姿勢を見せることで、むしろ好印象を与えることができるのです。
感情的にならず丁寧な言葉で対応する

低評価の口コミに対しては、感情的にならず、丁寧な言葉で対応することが大切です。たとえ納得できない内容であっても、反論したり言い訳をしたりするのは逆効果になります。
まずはご来店いただいたことへの感謝を伝え、不満を感じさせてしまったことへのお詫びを述べましょう。その上で、今後の改善への取り組みを具体的に伝えることで、誠意ある対応として受け止めてもらえます。
【シーン別】低評価口コミへの返信テンプレート
具体的にどのような返信をすればよいのか、シチュエーション別の例文を紹介します。これらを参考に、自サロンに合った返信を考えてみてください。
施術の仕上がりに不満があった場合の返信例
○○様
この度は当サロンをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。また、貴重なご意見をいただき、重ねてお礼申し上げます。
この度はご満足いただけるお仕上がりにできず、大変申し訳ございませんでした。お客様のご期待に添えなかったことを深くお詫び申し上げます。
いただいたご意見を真摯に受け止め、今後は技術の見直しや向上に努めてまいります。スタッフ一同、お客様にご満足いただけるよう精進してまいりますので、もしご機会がございましたら、ぜひまたお越しいただけましたら幸いです。
○○様のまたのご来店を心よりお待ちしております。
接客態度に不満があった場合の返信例
○○様
先日はご来店いただきまして、誠にありがとうございました。また、お忙しい中、貴重なご意見をお寄せいただきありがとうございます。
この度はスタッフの対応により、ご不快な思いをおかけしてしまい、大変申し訳ございませんでした。お客様に気持ちよくお過ごしいただくことが何より大切であるにもかかわらず、配慮が不足しておりました。
いただいたご指摘はスタッフ全員で共有し、接客の改善に取り組んでまいります。今後このようなことがないよう、社内教育を徹底してまいります。
貴重なご意見をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。
待ち時間が長かった場合の返信例
○○様
この度は当サロンをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
ご来店の際、長時間お待たせしてしまい、大変申し訳ございませんでした。お客様の貴重なお時間を頂戴しているにもかかわらず、ご不便をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。
今後は予約の調整やスタッフの配置を見直し、お客様をお待たせしないよう改善に努めてまいります。
いただいたご意見を真摯に受け止め、より良いサービスの提供に努めてまいりますので、今後とも何卒よろしくお願いいたします。
どうしても口コミを削除したい場合の対処法
ホットペッパービューティーへの問い合わせでは削除が認められなかった場合、他にどのような選択肢があるのでしょうか?
法的措置を検討する場合は弁護士に相談
口コミの内容が名誉毀損やプライバシー侵害に該当する可能性がある場合は、弁護士に相談することを検討してもよいでしょう。弁護士を通じて削除請求を行うことで、サロン側が直接依頼するよりも対応してもらえる可能性が高まる場合があります。
弁護士に依頼するメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
- 法的根拠に基づいた削除依頼ができる
- 代理人として正式な手続きが可能
- 裁判所への仮処分申立てにも対応できる
- 発信者情報開示請求など、投稿者の特定も視野に入れられる
ただし、弁護士費用は数十万円程度かかることが多く、必ずしも削除が認められるわけではないことも理解しておく必要があります。
最終手段として裁判所への申立てを検討
弁護士を通じた削除依頼でも対応されない場合、最終手段として裁判所への仮処分申立てがあります。これは、裁判所に口コミの削除を命じてもらう法的手続きです。
ただし、裁判で削除が認められるのは、口コミの内容が違法であると認定された場合に限られます。「低評価だから」「サロンにとって不都合だから」という理由だけでは、削除は認められません。名誉毀損や業務妨害に該当するかどうかが判断のポイントになります。
費用と時間がかかる上に、必ずしも希望どおりの結果になるとは限らないため、慎重に検討する必要があります。
サロンの高評価口コミを増やすための4つの方法
低評価の口コミを削除することよりも、高評価の口コミを増やすことに注力する方が、長期的にはサロンにとってプラスになります。ここでは、良い口コミを増やすための具体的な方法を紹介します。
予約枠とスタッフ配置を見直して待ち時間を削減
低評価の口コミでよくある不満の一つが「待ち時間が長い」というものです。予約が詰まりすぎていると、どうしてもお客様をお待たせしてしまうことになります。
予約の間隔を適切に設定し、余裕を持ったスケジュールを組むことで、お客様を待たせることなく丁寧な施術ができるようになります。また、スタッフの数と予約数のバランスを定期的に見直すことも大切です。
スタッフ全員の接客スキルを底上げする
技術力だけでなく、接客の質もお客様の満足度に大きく影響します。挨拶や言葉遣い、お客様への気配りなど、基本的な接客マナーをスタッフ全員で統一することが重要です。
定期的なスタッフミーティングやロールプレイング研修を行い、接客スキルの向上に努めましょう。お客様からいただいた口コミを共有し、良かった点と改善点を全員で振り返ることも効果的です。
サービス品質を一定に保つ仕組みづくり
サービスの質を一定に保つためには、マニュアルの整備と徹底が欠かせません。施術の手順だけでなく、お客様への声かけのタイミングや言葉遣いなども含めたマニュアルを作成しましょう。
また、スタッフが気持ちよく働ける環境を整えることも大切です。スタッフの精神状態は接客に表れやすいため、働きやすい職場づくりがお客様の満足度向上にもつながります。
満足いただけたお客様に口コミ投稿をお願いする
良いサービスを提供しても、黙っていては口コミは増えません。満足していただけたお客様には、ぜひ口コミの投稿をお願いしてみましょう。
お願いする方法としては、施術後に直接声をかける、会計時にお伝えする、後日ホットペッパービューティーのメッセージ機能で案内するなどがあります。ただし、「高評価を書いてください」とお願いするのではなく、「よろしければ感想をお聞かせください」という形でお伝えすることがポイントです。高評価と引き換えに特典を提供することは規約違反になりますので注意しましょう。
悪質な口コミ投稿者を特定する方法
明らかに悪質な口コミや、名誉毀損に該当するような口コミの場合、投稿者を特定して法的措置を取ることも選択肢の一つです。
投稿者情報を開示してもらう法的手続きとは
発信者情報開示請求とは、インターネット上の投稿者の情報を開示してもらうための法的手続きです。この手続きにより、投稿者の氏名や住所、メールアドレスなどの情報を取得できる可能性があります。
ホットペッパービューティーの場合、運営元であるリクルートに対して発信者情報開示請求を行い、投稿者の情報を取得した上で、損害賠償請求などの法的措置を検討することになります。
投稿者を特定する際の注意点
発信者情報開示請求は、弁護士に依頼して行うのが一般的です。ただし、開示が認められるのは、投稿が権利侵害に該当すると判断される場合に限られます。単に「低評価だから」「不満な内容だから」という理由では、開示は認められません。
また、手続きには時間と費用がかかるため、すべてのケースで推奨されるわけではありません。悪質な誹謗中傷や業務妨害に該当するような場合に限り、検討することをおすすめします。
今後サロンが低評価口コミを防ぐためにできること
最も大切なのは、そもそも低評価の口コミを書かれないようなサービスを提供することです。予防策として実践できることを紹介します。
施術後のお客様の様子を観察して不満をキャッチ
口コミサイトに低評価が投稿される前に、お客様の不満に気づくことができれば対処が可能です。施術後にお客様の様子を観察したり、「何かお気づきの点はございませんか?」と声をかけたりすることで、不満を事前にキャッチできる場合があります。
また、リピーターのお客様との会話の中で、サービスへの率直な意見をいただく機会を作ることも効果的です。
施術中に気になる点があればその場で対応
施術中にお客様の反応を見て、期待どおりでなさそうだと感じたら、その場で対応することが大切です。「もう少し〇〇しましょうか?」「気になる点はございませんか?」と積極的に声をかけ、お客様の要望にその場で応えることで、不満を残さずにお帰りいただけます。
また、万が一施術でミスがあった場合は、その場で誠実にお詫びし、可能な限りのフォローを行いましょう。場合によっては、次回使えるクーポンを差し上げるなどの対応も検討できます。
サービス改善の取り組みを積極的に発信する
サロンとして常にサービス向上に取り組んでいる姿勢を見せることも大切です。SNSやブログでスタッフの研修の様子を発信したり、新しい技術や設備の導入をお知らせしたりすることで、「このサロンは向上心がある」という印象を与えられます。
いただいた口コミを参考に改善した点があれば、それも積極的に発信しましょう。「お客様のご意見をもとに〇〇を改善しました」という姿勢は、新規のお客様にも好印象を与えます。
口コミをサロン集客に活かすコツ
口コミは、削除が難しいからこそ、うまく活用することでサロンの強力な集客ツールになります。低評価の口コミに悩むのではなく、口コミを前向きに捉えて経営に活かしましょう。
高評価口コミは最強の集客ツール
高評価の口コミは、何よりも説得力のある宣伝です。サロン側がいくら「うちは技術が高い」「接客が丁寧」とアピールしても、それは自己申告に過ぎません。しかし、実際に利用したお客様の声は、第三者の評価として信頼性が高く、新規のお客様の背中を押す力を持っています。
低評価口コミはサービス改善のヒント
低評価の口コミは、サロンの改善点を教えてくれる貴重なフィードバックです。お客様が直接言いづらいことも、口コミでは率直に書いてくださることがあります。その内容を真摯に受け止め、実際に改善につなげることで、より良いサロンへと成長できます。
また、低評価の口コミに対して誠実に対応している姿を見た新規のお客様が、「このサロンは信頼できそうだ」と感じて来店してくださることもあります。
返信を通じてお客様との信頼関係を構築
すべての口コミに丁寧に返信することで、お客様との信頼関係を築くことができます。返信を見たお客様は「自分の声がきちんと届いている」と感じ、リピーターになってくださる可能性が高まります。
また、返信内容は新規のお客様にも見られています。一つひとつの返信がサロンの印象を左右するという意識を持って、心を込めた返信を心がけましょう。
ホットペッパービューティーの口コミは2年で自動的に非表示になる
あまり知られていない情報ですが、ホットペッパービューティーに投稿された口コミには掲載期間があります。具体的には、投稿から約2年間で口コミは自動的に非表示となります。
つまり、今気になっている低評価の口コミも、2年後には表示されなくなるということです。この情報を知っておくだけでも、少し気持ちが楽になるのではないでしょうか。
もちろん、2年間は口コミが表示され続けるため、その間は丁寧な返信対応をしつつ、新しい良い口コミを増やしていく努力が大切です。時間の経過とともに新しい口コミが増えれば、過去の低評価口コミは相対的に目立たなくなっていきます。
高評価口コミへの返信がもたらす効果
悪い口コミへの対応ばかりに気を取られがちですが、良い口コミへの返信も非常に重要です。むしろ、良い口コミへの返信の方が、集客効果を高める上では効果的な場合もあります。
高評価口コミに返信する4つのメリット
良い口コミに対して丁寧に返信することで、以下のような効果が期待できます。
- 投稿してくださったお客様との絆が深まり、リピート率が向上する
- これから来店を検討している方に、サロンの人柄の良さが伝わる
- サロンのこだわりや強みをアピールする機会になる
- 「返信してもらえた」という喜びから、次回も口コミを書いてもらいやすくなる
高評価口コミへの返信テンプレート
○○様
この度はご来店いただきまして、誠にありがとうございました。また、温かいお言葉をいただき、スタッフ一同大変嬉しく思っております。
「カットの仕上がりがとても良かった」とのお言葉、担当した〇〇も喜んでおります。お客様のライフスタイルやお好みをじっくりお伺いした上で、最適なスタイルをご提案することを大切にしておりますので、ご満足いただけて何よりです。
次回ご来店の際は、季節に合わせたケア方法なども ご提案できればと思いますので、ぜひまたお越しくださいませ。○○様のご来店を心よりお待ちしております。
返信で押さえておきたいポイント
良い口コミへの返信では、以下のポイントを意識しましょう。
- 感謝の気持ちを最初にしっかり伝える
- お客様が褒めてくださった点について、サロンのこだわりを簡潔に説明する
- 次回来店時の提案をさりげなく入れて、再来店を促す
- 長くなりすぎず、読みやすい長さにまとめる
- 自慢話にならないよう、謙虚な姿勢を保つ
口コミ効果を最大化するホットペッパービューティーの活用術
口コミを集客に最大限活かすためには、ホットペッパービューティーの機能を上手に活用することが大切です。
サロンページの情報を充実させる
口コミと合わせて見られるのが、サロンのページ情報です。写真や紹介文、スタッフ紹介などを充実させることで、口コミとの相乗効果が生まれます。特に、施術のビフォーアフター写真や、サロンの雰囲気が伝わる写真は、口コミの内容を裏付ける役割を果たします。
スタイルブックで技術力をアピール
ホットペッパービューティーでは、スタイルブック(ヘアカタログ)を掲載することができます。技術力を視覚的にアピールできる機能ですので、積極的に活用しましょう。「口コミで見たスタイルが素敵だったから」という理由で来店される方もいらっしゃいます。
クーポンで来店のきっかけを作る
初回限定クーポンやリピーター向けクーポンを設定することで、来店のきっかけを作ることができます。口コミで興味を持ったお客様が、お得なクーポンを見つけて予約を決断してくださることも多いです。
低評価の口コミが来る原因を理解する
低評価の口コミを減らすためには、なぜお客様が不満を感じるのかを理解することが大切です。よくある不満の原因を把握し、事前に対策を取りましょう。
お客様の期待とのギャップ
お客様が事前に抱いていたイメージと、実際のサービスにギャップがあると不満につながります。予約時のカウンセリングを丁寧に行い、お客様の期待と提供できるサービスのすり合わせをしっかり行いましょう。
施術中の会話や声かけが足りていない
施術中のコミュニケーションが不足していると、「話しかけづらかった」「要望を伝えられなかった」という不満につながることがあります。適度な声かけを心がけ、お客様が気軽に質問や要望を伝えられる雰囲気を作りましょう。
価格に見合わないサービス
「この価格でこのサービス?」という印象を与えてしまうと、低評価につながります。価格に見合った、あるいはそれ以上の価値を感じていただけるサービスを提供することが大切です。また、追加料金が発生する場合は、事前に丁寧に説明しましょう。
ホットペッパービューティー口コミ削除についてのまとめ
ホットペッパービューティーの口コミは、基本的に削除することが非常に難しい仕組みになっています。これは、口コミの信頼性を保つための措置であり、サロン側にとっては厳しく感じることもあるかもしれません。
しかし、口コミを削除できないからこそ、以下のような対応が大切になります。
- 低評価の口コミにも必ず丁寧に返信する
- お客様のご指摘を真摯に受け止め、サービス改善につなげる
- 高評価の口コミを増やすための努力を継続する
- そもそも低評価を書かれないような質の高いサービスを提供する
口コミは削除するものではなく、活用するものです。良い口コミも悪い口コミも、サロン経営に活かしていくことで、お客様に選ばれるサロンへと成長していきましょう。
もし明らかに悪質な口コミや名誉毀損に該当するような口コミがある場合は、弁護士への相談も選択肢の一つです。ただし、まずはホットペッパービューティーの運営に問い合わせることから始め、状況に応じて適切な対応を検討してください。
口コミ対策は一朝一夕で結果が出るものではありませんが、日々の積み重ねが必ず良い結果につながります。ぜひ今日から、できることから始めてみてくださいね。

